
MATAI 昇温遮光ネット 2×50m 遮光率85% HC00175
強い日差しを受ける長尺ヤードへ、濃い日陰を長い範囲で作りたい場合の主力候補です。
導入前確認:明るさ、車両動線、強風時の撤去ルールを確認してください。
向く場所・荷姿:強い日差しを受ける長尺資材置き場
サイズ・仕様:2×50m・遮光率85%
公開日・最終更新日:2026年7月27日 | 熱中症対策ナビ編集部

工場・倉庫・建設現場では、すべての資材や製品を屋内へ保管できるとは限りません。入荷待ちのパレット、長尺資材、梱包済みの商品、仮設ヤードの在庫などを、一定期間だけ屋外へ置くこともあります。
しかし夏場の屋外保管では、雨や埃だけでなく、直射日光による温度上昇、紫外線による色あせ・劣化、梱包材の変形、ラベルの読みにくさなどが問題になります。白や透明の梱包材でも、炎天下では内部に熱がこもることがあり、「シートを掛けたから安心」とは言い切れません。
この記事では、屋外保管の高温対策を、①資材置き場全体へ遮光ネットを設置する、②パレット単位で遮熱カバーを掛ける、③倉庫・プレハブの窓へ遮光・遮熱フィルムを貼る、④温度管理が必要な物はそもそも屋外保管しない、の4つに分けて解説します。
既存記事屋外作業の日差し対策に使う遮光ネットが作業者の日陰づくりを主題としているのに対し、本記事は資材・製品・パレット積載物の保護を主題にしています。遮光率や固定方法の詳細は既存記事へ任せ、ここでは保管単位に合う方法の選び方に絞ります。
先に結論
屋外保管の高温対策は「全体・パレット・窓・保管可否」の4段階で考える

早見表:広い資材置き場・長尺資材は遮光ネット、パレット積みは遮熱パレットカバー、倉庫・プレハブ窓は遮光・遮熱フィルム、凹凸ガラス・小面積はメッシュシート、温度管理が必要な物は屋内・温調保管が第一候補です。
まず比較したい代表4商品
長尺ヤード向けの高遮光ネット、連続展張しやすいロール品、1200×1000系パレット向け遮熱カバー、紫外線・遮熱をまとめて検討するパレットカバーから比較できます。

強い日差しを受ける長尺ヤードへ、濃い日陰を長い範囲で作りたい場合の主力候補です。
導入前確認:明るさ、車両動線、強風時の撤去ルールを確認してください。
向く場所・荷姿:強い日差しを受ける長尺資材置き場
サイズ・仕様:2×50m・遮光率85%

細長い保管場所へ連続して展張しやすいロールタイプです。フェンス沿い・長尺資材・複数区画に向きます。
導入前確認:固定先、風荷重、車両の視界を確認してください。
向く場所・荷姿:フェンス沿い・長尺資材・複数区画
サイズ・仕様:2×50m・遮光率65%

代表的な1200×1000mm系パレットへ合わせやすい主力候補です。
導入前確認:完全密閉による熱・湿気こもりを定期点検してください。
向く場所・荷姿:1200×1000系パレット
サイズ・仕様:1200×1000×H1300mm

紫外線・遮熱・遮光・耐候をまとめて検討したい場合の比較候補です。
導入前確認:保管物の指定温度を保証する設備ではありません。
向く場所・荷姿:約1200mm角に近い荷姿
サイズ・仕様:約1200×1200×H1300mm
屋外に置いた資材は、気温だけでなく、直射日光と地面からの照り返しを受けます。黒色や濃色の包装、金属、樹脂製品、閉じた梱包は熱を持ちやすく、周囲の気温以上に表面温度が上がることがあります。
高温によって問題が起こるかは、保管物の材質・梱包・時間・風通しによって変わります。まずは「何℃まで保管できるか」「日光を避ける必要があるか」を、製品仕様書やメーカー情報で確認してください。
紫外線は、樹脂、塗装面、ラベル、梱包材などの劣化要因になります。短期保管では目立たなくても、保管が長引くと、色あせ、表面の硬化・ひび割れ、ラベルの退色などが起こる場合があります。遮光ネットや遮熱カバーは、直射日光を減らし、紫外線の影響を抑えるための選択肢です。ただし、製品ごとに遮光率・UVカット率・耐候性が異なるため、商品仕様を確認して使います。
屋外保管では、高温だけに注目すると雨や埃への対策が不足しがちです。一方で、雨を防ぐために完全に覆うと、内部に熱や湿気がこもることがあります。パレットカバーを選ぶときは、遮熱・遮光だけでなく、防水性、開口部の構造、ファスナーの有無、裾の固定方法、結露・湿気への配慮も確認します。
資材を保護できても、荷捌きや検品を行う作業者が直射日光を受け続ける状態では不十分です。資材保護と作業者の日陰づくりは、目的を分けて整えます。作業者の日差し対策、遮光率、固定方法の詳しい選び方は、既存記事屋外作業の日差し対策に使う遮光ネット|遮光率・大判サイズ・固定方法の選び方をご覧ください。
似た言葉ですが、選定時は目的を分けて考える必要があります。
主に目に見える光を遮る考え方です。遮光率が高いほど、一般に入る光は少なくなります。ただし、遮光率だけで温度上昇の抑制性能を判断することはできません。
日射による熱の影響を抑える考え方です。太陽光に含まれる熱エネルギーを反射・遮蔽することで、カバー内部や室内の温度上昇を抑える用途で使われます。
熱の移動を遅らせる考え方です。外から入る熱を抑えるだけでなく、内部の温度変化を緩やかにしたい場合に使われます。

今回の掲載商品には、遮光率65%と85%のネットがあります。
遮光率が高いほど必ず適しているわけではありません。荷物の確認、フォークリフトや人の動線、照明の有無も考えて選びます。遮光率や固定方法の詳細は作業者向け遮光ネットの選び方を参照してください。
| 商品・購入 | 対策単位 | サイズ・仕様 | 向く場所・荷姿 | 選び方・注意 |
|---|---|---|---|---|
| ヤード全体 | 2×50m・遮光率85% | 強い日差しを受ける長尺資材置き場 | 強い日差しを受ける長尺ヤードへ、濃い日陰を長い範囲で作りたい場合の主力候補です。 導入前確認:明るさ、車両動線、強風時の撤去ルールを確認してください。 | |
| ヤード全体 | 2×50m・遮光率65% | 明るさ・通気性を残したい長尺ヤード | 荷姿やラベルの確認をしながら日射を減らしたい、明るさ・通気性を残したい長尺ヤード向けです。 導入前確認:強い日差しでは85%タイプも比較してください。 | |
| ヤード全体 | 2×50m・遮光率65% | フェンス沿い・長尺資材・複数区画 | 細長い保管場所へ連続して展張しやすいロールタイプです。フェンス沿い・長尺資材・複数区画に向きます。 導入前確認:固定先、風荷重、車両の視界を確認してください。 | |
| ヤード全体 | 2×20m・遮光率65% | 中規模の細長い保管場所 | 中規模の細長い保管場所へ連続設置したい場合の比較候補です。 導入前確認:必要長さ、固定点、強風時の運用を確認してください。 | |
| ヤード全体 | 4×6m・遮光率65% | 複数パレットをまとめて覆う中規模区画 | ロール品ほど長くない場所で、複数パレットをまとめて日陰にしたい中規模区画向けです。 導入前確認:雨水がたまらない張り方と固定を確認してください。 | |
| 部分対策 | 2×2m・遮光率65% | 小さな資材置き場・試験導入 | 部分的な日射対策を小規模から始めたい場合や、試験導入に向きます。 導入前確認:保管物全体を覆えるか実寸を確認してください。 |

パレットカバーは、パレットの規格寸法だけで選ぶと失敗することがあります。実際には、荷物がパレットからはみ出している、上部が不均一、結束材が出ているなど、荷姿によって必要寸法が変わるためです。測る項目は、最大幅、最大奥行、パレットを含む全高の3つです。着脱の余裕、ファスナーの開閉、裾の固定分も考慮します。
| 型番 | サイズ | 向く荷姿の目安 |
|---|---|---|
| TPSS-19A | 1100×900×H1300mm | 1100×900系パレット、低〜中荷姿 |
| TPSS-21A | 1200×1000×H1300mm | 1200×1000系パレット |
| TPSS-22B | 1300×1100×H1300mm | 幅・奥行に余裕が必要な荷姿 |
| TPSS-11B | 1100×1100×H1500mm | 高さのある荷姿 |
各型番は楽天市場とYahoo!ショッピングの両方に同一型番があるため、商品カードと比較表で2ボタンを並べています。キープサーモUV パレットカバーは、約1200×1200×H1300mmで、紫外線・遮熱・遮光・耐候性をまとめて確認したい場合の候補です。
| 商品・購入 | 対策単位 | サイズ・仕様 | 向く場所・荷姿 | 選び方・注意 |
|---|---|---|---|---|
| パレット単位 | 1100×1100×H1500mm | 高さのある1100×1100系の荷姿 | 幅・奥行を抑えつつ、高さが必要なパレット積載物向けです。 導入前確認:荷物のはみ出しと着脱余裕を含む実寸を測定してください。 | |
| パレット単位 | 1100×900×H1300mm | 1100×900系パレットの低〜中荷姿 | 1100×900mm系の荷物へ合わせやすい規格です。 導入前確認:ファスナー位置と荷姿の角を確認してください。 | |
| パレット単位 | 1200×1000×H1300mm | 1200×1000系パレット | 代表的な1200×1000mm系パレットへ合わせやすい主力候補です。 導入前確認:完全密閉による熱・湿気こもりを定期点検してください。 | |
| パレット単位 | 1300×1100×H1300mm | 幅・奥行に余裕が必要な荷姿 | パレットから荷物が張り出す場合も比較しやすい大きめ規格です。 導入前確認:余りすぎるカバーは風を受けやすいため、荷姿との適合を確認してください。 | |
| パレット単位 | 約1200×1200×H1300mm | 約1200mm角に近い荷姿 | 紫外線・遮熱・遮光・耐候をまとめて検討したい場合の比較候補です。 導入前確認:保管物の指定温度を保証する設備ではありません。 |

屋外保管だけでなく、倉庫やプレハブの窓際に置いた資材も、窓からの日射で温度が上がることがあります。窓用フィルムやメッシュシートは、室内側の日射対策として使い分けます。
室内の明るさを残しながら、日射や紫外線の影響を抑えたい場所向けです。オレンジブックの製品情報では、TSF-9018-TMは日射透過率24%、紫外線透過率33%とされています。実際の見え方や温度への影響は、窓の向き・ガラス・施工状態で変わります。
目隠しと日射対策を兼ねたい場所向けです。透明タイプより暗く感じる可能性があるため、検品・事務作業・安全確認に必要な明るさを確認します。
メッシュシートは、水を使わず貼りやすく、凹凸ガラスへ対応する製品もあります。TRUSCOの製品情報では、黒の遮光率は約75%、白は約72%、紫外線カット率は約68%とされています。黒・白は見え方、外観、室内の明るさで選びます。
| 商品・購入 | 対策単位 | サイズ・仕様 | 向く場所・荷姿 | 選び方・注意 |
|---|---|---|---|---|
| 窓対策 | 900×1800mm・透明 | 倉庫・プレハブの大きめ窓 | 室内の明るさを残しながら、倉庫・プレハブの大きめ窓からの日射を抑えたい場所向けです。 導入前確認:網入・複層・凹凸ガラスなどの適合を必ず確認してください。 | |
| 窓対策 | 450×1800mm・透明 | 細長い窓・部分貼り | 細長い窓へ、室内の明るさを残しながら日射を抑えたい場合の候補です。 導入前確認:ガラス適合と施工面の状態を確認してください。 | |
| 窓対策 | 450×1800mm・スモーク | 細長い窓・目隠しを兼ねる場所 | 日射対策と目隠しを兼ねたい細長い窓の比較候補です。 導入前確認:検品や安全確認に必要な明るさを確認してください。 | |
| 窓・部分対策 | 900×1800mm・黒 | 凹凸ガラス・大きめ窓・目隠し | メッシュから空気が抜け、凹凸ガラスや大きめ窓、目隠し用途でも比較しやすい窓対策用品です。 導入前確認:室内窓用など製品の使用条件を確認してください。 | |
| 窓・部分対策 | 900×900mm・黒 | 小〜中窓・目隠し | 小〜中窓へ、黒色で目隠しと日射対策を兼ねたい場合の候補です。 導入前確認:室内の見え方、外観、貼付面を確認してください。 | |
| 窓・部分対策 | 900×900mm・白 | 外観を明るく見せたい小〜中窓 | 黒より明るい外観を保ちたい小〜中窓で比較できます。 導入前確認:室内の見え方、外観、貼付面を確認してください。 | |
| 窓・部分対策 | 300×900mm・黒3枚入 | 小窓・部分貼り | 小窓や部分貼りを複数箇所へ試したい場合の候補です。 導入前確認:必要枚数、貼付面のサイズを確認してください。 |
上記の遮光ネット・パレットカバー・窓対策の比較表を横断して確認し、保管単位と荷姿に合う商品へ絞り込んでください。同一型番が楽天・Yahoo!にある商品は、同一セル内で購入先を選べます。

遮光率が高ければ、温度管理も万全になるわけではありません。遮光、遮熱、防水、耐候の必要性を分けて考えます。
荷物のはみ出しや全高を測らずに選ぶと、ファスナーが閉まらない、裾が足りない、カバーが擦れるなどの問題が起きます。
長期間覆うと、破れ、雨水侵入、結露、湿気、熱こもりに気づきにくくなります。点検周期を決めます。
遮光ネットもパレットカバーも風の影響を受けます。固定方法、撤去基準、補修方法を事前に決めます。
ガラスの種類によっては、熱割れなどのリスクがあります。製品の適合条件を優先します。
資材を保護できても、荷捌き作業者へ直射日光が当たる場合は別対策が必要です。遮光ネットやワンアクションテント、休憩、送風、給水を組み合わせます。
荷捌き作業者の日陰づくり(関連)
資材保護と作業者の熱中症対策は混同せず、別導線で整えます。臨時の日陰が必要な場合は、ワンアクションテントも候補になります。遮光率・固定方法の詳細は既存記事を参照してください。

荷捌き・検品時に作業者の日陰を臨時で作りたい場合の関連候補です。資材保護の主力ではなく、作業者対策の補助導線です。
導入前確認:設営人数、風対策、地面固定、収納を確認してください。
向く場所・荷姿:荷捌き・検品時の作業者の日陰
サイズ・仕様:2m×2m
Q. 屋外保管の高温対策は何から始めればよいですか?
まず、保管物のメーカー指定温度と日光・雨への注意事項を確認します。そのうえで、資材置き場全体を覆うのか、パレット単位で覆うのか、窓からの日射を抑えるのかを決めます。
Q. 遮光ネットと遮熱パレットカバーはどちらがよいですか?
広い資材置き場や長尺資材をまとめて対策するなら遮光ネット、パレット単位で雨・埃・日射から保護するなら遮熱パレットカバーが向きます。両方を併用する場合もあります。
Q. 遮光率65%と85%はどう使い分けますか?
明るさや通気性を残したい場所は65%、より強い日差しを抑えたい場所は85%が比較候補です。保管物だけでなく、荷姿確認や車両動線に必要な明るさも考えます。
Q. パレットカバーのサイズはどう測りますか?
パレットを含む荷姿の最大幅、最大奥行、全高を測ります。はみ出し、結束材、着脱の余裕、ファスナー位置も確認します。
Q. 遮熱カバーを掛ければ温度管理が必要な物も屋外保管できますか?
できるとは限りません。遮熱カバーは温度上昇を抑えるための補助資材であり、指定温度を保証する保冷・空調設備ではありません。メーカーの保管条件を優先してください。
Q. 透明フィルムとスモークフィルムはどう選びますか?
室内の明るさを残したい場合は透明、目隠しも兼ねたい場合はスモークを比較します。ガラスの種類と施工条件を必ず確認します。
Q. 既存の遮光ネット記事との違いは何ですか?
既存記事は作業者の日陰づくり、遮光率、固定方法が中心です。本記事は、資材・製品・パレットの屋外保管における高温・紫外線・雨・埃対策が中心です。

屋外保管の高温対策では、商品名だけで選ぶのではなく、何をどの単位で守るかを先に決めることが重要です。
遮光ネットや遮熱カバーは、屋外保管のリスクを減らすための有効な補助資材ですが、保管温度を保証するものではありません。保管物のメーカー指定条件、荷姿、保管期間、風、雨、湿気を確認し、定期点検まで含めて運用してください。また、荷捌き・検品作業者が直射日光を受ける場合は、資材保護とは別に、日陰、休憩、給水、送風などの熱中症対策も整えましょう。
作業者の日陰・遮光率・固定方法は屋外作業の日差し対策に使う遮光ネットもあわせてご覧ください。
資材置き場の遮光ネット、パレット単位の遮熱カバー、作業者向けの熱中症対策アイテムを用途別に確認できます。