
純綿カフス軍手 120双入り 800g
運搬・梱包など一般軽作業の基準になる編み手袋。法人で大量配布しやすい標準SKUの起点です。
選定ポイント:切れにくい・熱に強い・薬品対応といった専用品の代わりには使いません。
GCセレクトで見る作業用手袋 / 保護手袋
更新日:2026/09/01

先に結論
作業用手袋は、①素材、②コーティングや構造、③必要な防護機能の3つを組み合わせて選びます。 「ニトリル手袋」だけでも、薄い使い捨て、厚手タイプ、背抜きコーティング、耐切創ライナーとの組み合わせがあり、用途は同じではありません。
作業用手袋を探すと、軍手、革手袋、ニトリル、PU、背抜き、耐切創、耐熱、防振など、いくつもの名前が並びます。厄介なのは、同じ素材名でもまったく違う作業を想定した製品があることです。
そこでこの記事では、作業用手袋・保護手袋の種類を商品名の羅列ではなく、素材 → 構造・コーティング → 必要な機能の順で整理します。金属加工、物流、溶接、設備保全、林業で「どの種類から比較するか」を判断するための実務ガイドとして使ってください。
種類の見当がついたら、まずは作業用手袋の一覧から比較できます。
作業用手袋一覧を見る種類が分かりにくい理由は、素材名・構造名・機能名が同じ売り場に並ぶからです。「綿」は素材、「背抜き」はコーティング構造、「耐切創」は防護機能で、分類の軸が違います。
素材
本体やコートに何を使うか
例:綿、革、ニトリル、PU、アラミド、高強度PE
構造 / コーティング
どこまで覆うか、どう編むか
例:軍手、背抜き、厚手、ロング、3本指、5本指
防護機能
何から手を守りたいか
例:一般作業、耐切創、耐熱・溶接、防振、使い捨て
「ニトリルと耐切創のどちらが上か」ではありません。「耐切創ライナー + ニトリル背抜き」のように、素材・構造・機能を組み合わせた商品があります。保護手袋の種類を見るときも、この3層で分解すると危険源の名前と商品名が混ざりにくくなります。
糸を編んで作る軍手は、梱包・資材運搬・荷扱いなど、特殊な防護性能を必要としない作業の基準になります。ただし見た目が軍手でも、繊維が変われば役割は別物です。

綿の軍手は吸汗性があり、安価で大量配布しやすいのが利点です。一方で、一般的な綿軍手を「切れにくい」「熱に強い」「薬品に使える」専用品の代わりに使うのは避けます。
ハイパーレスキューアラミド厚手軍手はアラミド繊維を使うタイプで、通常の綿軍手と同じ「編み手袋」という見た目だけで判断できません。作業用手袋は形だけでなく素材まで見る必要があります。

運搬・梱包など一般軽作業の基準になる編み手袋。法人で大量配布しやすい標準SKUの起点です。
選定ポイント:切れにくい・熱に強い・薬品対応といった専用品の代わりには使いません。
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見た目は編み手袋でも、アラミド繊維によって防護性能が大きく変わる例です。
選定ポイント:綿軍手と同じ形だけで判断せず、本体素材まで確認します。
GCセレクトで見る背抜きとは、手のひらや指先側にゴム・樹脂をコーティングし、手の甲側を全面コートしない構造です。ムレを抑えつつ、手のひら側でグリップを確保できます。

ニトリルゴムは、耐油性や耐摩耗性、グリップを活かすコーティングとしてよく使われます。ただし内側のライナーが一般繊維なのか、耐切創繊維なのかで機能は別物です。
ポリウレタン(PU)は薄く仕上げやすく、細かな操作性を重視する手袋で使われます。同じ耐切創でも、コーティングの違いが作業感に影響します。
選び分けでは、油のある環境でのグリップ、細かな作業性、コーティングの厚み、必要な耐切創性能、ムレやすさを見ます。

耐切創ライナーとニトリル背抜きを組み合わせた例。切創リスクとグリップを同時に見ます。
選定ポイント:油のある金属加工など、グリップと耐切創の両方が必要な工程向けです。
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PUコートの薄さと手の甲メッシュで、作業性・通気性を比較する耐切創例です。
選定ポイント:細かな組立や手先操作を優先する工程で、ニトリル背抜きと並べて見ます。
GCセレクトで見る「ニトリル手袋」という言葉だけで判断すると、最も混乱しやすいのが厚手タイプです。薄いディスポーザブルでも、背抜きでもありません。
背抜き手袋は手の甲側を開放して通気性を確保する構造です。厚手のゴム手袋系は、液体や汚れへの接触を考え、より広い範囲を覆うタイプがあります。
薄手の使い捨てニトリルは、短時間作業や頻回交換を前提にする場面があります。厚手の作業用ニトリルとは、同じニトリルゴムでも厚み・構造・交換方法が異なります。

薄い使い捨てではなく、繰り返し使う厚手ニトリル。水・油・汚れ作業の比較軸になります。
選定ポイント:背抜きや使い捨てニトリルと同じ素材名でも、厚み・被覆範囲・交換運用が違います。
GCセレクトで見る革手袋も一種類ではありません。短い一般革手袋、溶接用ロング、3本指、5本指、補強付き、アルミ蒸着付きなど、用途に応じて形状が変わります。
床革は厚みと耐久を取りやすい一方、表革は見た目や柔軟さを意識した商品もあります。溶接用では、袖の長さや縫い方、甲の補強まで含めて商品設計の一部です。
短い革手袋は運搬やワイヤー作業などの重作業で使われます。溶接では火花や熱から手首まで覆うロングタイプを、一般革手袋と分けて考えます。
耐熱性能の高さだけで決めず、指の分かれ方、甲当て、アルミ蒸着、袖長といった形状差から比較します。

形状A
床溶接5本指(甲当付)56Tは、牛床革の全長約34cmロングタイプ。5本の指が分かれているため、道具を持つ・材料をつかむ動作で指を個別に動かしやすい構造です。メーカー系情報では、手の甲の当てによって熱の伝わりを遅らせるとされています。
形状B
3太郎アルミ付き 32ALは、3本指の牛床革で手の甲に耐熱アルミ蒸着を配置。メーカー表示では、手の甲が約150〜200℃、手のひらが約80℃です。「耐熱200℃」のように一つの数字だけで手袋全体を判断しないことが重要です。
5本指は各指を別々に動かしやすく、3本指は指の区切りが少ない形です。工具操作・材料の保持・作業時間まで確認して選びます。

牛床革のロングタイプ。5本指と甲当てで、道具操作と熱の伝わりを意識した構造です。
選定ポイント:指を個別に動かす溶接・ワイヤー作業で、3本指タイプと形状から比較します。
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3本指の牛床革に、手の甲のアルミ蒸着を組み合わせた簡易耐熱溶接手袋です。
選定ポイント:耐熱の数字は部位ごとに見ます。手の甲と手のひらで条件が違う表示があります。
GCセレクトで見る耐切創手袋は一つの種類に見えますが、高強度繊維の編み手袋、PUコーティング、ニトリル背抜き、高機能プロテクションタイプがあります。

油やグリップを意識したニトリルコートと、耐切創ライナーを組み合わせたタイプです。
薄さや手先の操作性を重視したい作業で比較候補になります。
鉄鋼、金属加工、ガラス、木材加工などの高リスク作業向けとして流通している高機能手袋で、一般的な軽作業手袋とは別枠で考えます。
会社で一種類に統一しないことが大切です。乾いた薄板、油の付いた部品、細かい組立、高リスクの鋭利物では、同じ手袋が最適とは限りません。

鉄鋼・金属・ガラス・木材加工など、高リスク作業向けの高機能手袋例です。
選定ポイント:一般の耐切創背抜きで足りない工程だけへ割り当て、全社標準にはしません。
GCセレクトで見る防振手袋は、単に厚い革手袋ではなく、手のひら側に振動を軽減するパッド・素材を配置した専用品として考えます。

防振手袋 皮製は、手のひら側に振動を軽減するパッドを備えた商品です。グラインダーなどの振動工具で、一般革手袋と置き換えずに確認します。
同じ防振でも、用途をチェーンソー作業へ明確に寄せた商品もあります。メーカー用途表示とサイズを優先してください。

手のひら側の振動軽減パッドを備えた革製防振手袋。厚い革手袋の代用品ではありません。
選定ポイント:グラインダーなど振動工具向け。フィットと工具操作のしやすさも確認します。
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チェーンソー作業へ用途を寄せた専用系防振手袋です。
選定ポイント:一般防振手袋と置き換えず、メーカーの用途表示とサイズを確認します。
GCセレクトで見る使い捨て手袋は、衛生管理、清掃、点検など、短時間で交換する運用に向く種類です。破れたり汚染したりしたら交換する運用自体が、製品選定の一部になります。
今回の代表商品には明確な使い捨て手袋を入れていません。厚手ニトリルを無理に使い捨て扱いせず、用途が衛生・頻回交換なら一覧から比較してください。
作業用手袋の種類を理解するうえで、最も分かりやすい例がニトリルです。この4つを「ニトリルだから同じ」と考えると選定を間違えます。

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購入時は素材名だけでなく、厚み・コーティング範囲・ライナー・防護性能まで見てください。
この表は「これを買えば絶対に安全」という意味ではなく、商品比較を始める入口として使います。
| 作業 | 最初に見る種類 | 追加で確認すること |
|---|---|---|
| 荷物運搬・梱包 | 軍手 / 一般背抜き | グリップ、通気性、コスト |
| 機械整備・油のある作業 | ニトリル系 | 油への適合、厚み、グリップ |
| 板金・金属加工 | 耐切創背抜き | 耐切創性能、油、細かな操作性 |
| 溶接 | 溶接用革手袋 | 袖長、3/5本指、補強、耐熱条件 |
| グラインダー等 | 防振手袋 | 振動吸収、フィット、工具操作 |
| チェーンソー | 用途専用防振手袋 | メーカー用途表示、サイズ |
| 清掃・短時間衛生作業 | 使い捨て手袋 | 交換頻度、対象物質・汚れ |
各担当者がそれぞれ違う手袋を買い始めると、同じような商品が何種類も在庫されます。標準・作業別専用・高リスク専用の3階層に分けると管理しやすくなります。

階層 1
運搬、梱包、一般軽作業で使う1〜2種類。軍手と一般背抜きなど、全社で共通化しやすいもの。
この記事の例:純綿カフス軍手
階層 2
耐切創、溶接・耐熱、防振、使い捨てなど、危険や工程がある場所だけで使う。
この記事の例:ニトリル背抜き、56T、防振手袋 皮製
階層 3
一般的な耐切創では足りない、用途が明確に限定される工程だけへ割り当てる。
この記事の例:HexArmor 9015、チェーンソー作業用
コーティングの摩耗、穴・破れ、グリップ低下、熱による硬化・焦げ、クッション・防振材の劣化、汚染など、種類ごとに交換の目安を決めます。「見た目がまだ使えそうだから使う」だけにすると、防護機能が落ちた手袋が現場に残りやすくなります。
「ニトリルだから油」「革だから溶接」と一言で決めず、構造と用途表示まで確認します。
コーティング範囲が違えば、通気性や液体への対応も変わります。
作業性、油、グリップ、厚みを見ないと、現場で使われなくなることがあります。
手の甲・手のひらで構造が違う製品もあります。作業動作や部位別条件を見ます。
大きすぎると細かな操作がしにくく、小さすぎると疲労や破損につながります。
標準手袋・作業別専用品・高リスク専用品に分けると整理しやすくなります。
軍手・編み手袋、背抜き手袋、厚手ゴム手袋、革手袋、耐切創、耐熱・溶接、防振、使い捨てなどがあります。素材・構造・防護機能が混在した分類なので、3つを分けて見ると選びやすくなります。
日常の売り場では重なる部分がありますが、保護手袋は切創、熱、振動など特定の危険から手を守る性能を重視する言葉です。作業用手袋は一般軽作業用まで含め、より広く使われます。
手のひら側をゴムや樹脂でコーティングし、手の甲側を全面コーティングしない構造です。グリップと通気性を両立しやすいのが特徴です。
違います。使い捨て、厚手、背抜き、耐切創ライナーとの組み合わせなどがあり、厚み・構造・用途が異なります。
手先の操作性、油の有無、必要なグリップ、コーティングの厚みなどで比較します。耐切創手袋ならライナーの性能も同時に確認します。
工具操作や材料保持など、必要な指の動かし方で比較します。アルミ蒸着や甲当て、袖長など他の構造も合わせて確認してください。
防振手袋は振動軽減用のパッドや材料を使う専用品です。単に厚い革手袋へ置き換えるのではなく、振動工具向けの製品を確認します。
作業用手袋・保護手袋は、名前を暗記するより、素材 → 構造 → 必要な機能の順で見ると選びやすくなります。軍手、革、ニトリル、PUは素材・構造の話。耐切創、耐熱、防振は必要な機能の話です。
この2つを混ぜずに整理すれば、「ニトリルならどれでも同じ」「一番耐切創レベルが高いものを全員へ配る」といった選定ミスを減らせます。まず一般作業用の標準手袋を決め、そのうえで耐切創・耐熱・防振などを必要な工程だけへ追加するのが、法人でも管理しやすい方法です。
種類の軸が決まったら、カテゴリ一覧から現場に合うSKUを比較できます。